辻井タカ子の

2011年
6月議会の報告(要旨)

6月議会は次の3つの項目で質問しました。
他の報告も掲載します
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災害に強いまちづくりについて・・・防波堤・岸壁・タンク危険
高齢者の実態調査について
しあわせ村の施設改修、活用について
新病院建設白紙に戻しての署名5300人の請願否決!
浜岡原発を永久廃止し、エネルギー政策の転換を求める意見書・・・不採択
副市長二人制に反対


災害に強いまちづくりについて・・・防波堤・岸壁・タンク危険

辻井タカ子議員質問
 巨大地震と大津波は、ありとあらゆるものを破壊し、沿岸部の被災地に、壊滅的な被害をもたらしました。さらに液状化現象、石油コンビナート大火災、福島原発が加わり「国難」となっている。
 大震災は、私たちに従来の物の見方、考え方を見直すきっかけになっているが、以下3点の見解はどうか。
 @・・・市長は釜石を訪問し、被害状況をどのように感じ、教訓を導き出されたのか。
 A・・・名古屋港の高潮防波堤(下写真)は、地盤沈下する可能性がある。改修を県に要請すべきでは。
 B・・・臨海部企業の岸壁が老朽化し、燃料タンクや高炉など設備の安全性や耐震対策の把握、指導をすべきでは。


名古屋港の高潮防波堤・知多堤(知多市南浜町)が、
大地震の際に地盤の液状化によって最大2.47m沈
下する恐れがあることが分かりました。




@・・・理解しているつもりだったが、沿岸部の想像以上の凄惨さに衝撃を受けた。この訪問で市民の命・財産を守っていく災害対策につながるものと再認識した。意識していなかった津波対策、地震防災対策の抜本的見直しが避けられないと感じた。
 A・・・防波堤の効果はある。名古屋港管理組合、関係自治体、企業で推進協議会をつくり、改修を国・県に強く要望していくのが早道と、6月15日、国土交通局に出向いてアドバイスを受けた。早急に協議会を立ち上げていきたい。
 B・・・大災害を踏まえて今後、臨海部企業の防災対策を名港管理組合と情報収集していく。500キロリットル以上の屋外タンクは20基あり、10基が新基準で、残りは順次改修予定。また、石油コンビナート法に基づき、立ち入り検査で指導していく。



辻井タカ子議員質問=
 東日本大震災後、病院建設予定地に対する市民の批判・不安の高まりを認識しているのか。また、標高を踏まえた安全性をどう考えているのか。


大震災では、津波により沿岸部を中心に甚大な被害が発生し、市民の方から予定地に不安の声があることは認識している。西知多医療厚生組合に対して、災害に強い病院とするよう、津波などの状況調査をするよう要請した。





高齢者の実態調査について

=辻井タカ子議員質問=
 民生委員さんの協力によって、75歳以上を対象にした実態調査が6月から実施されているが、一人暮らし高齢者、高齢世帯が増加しています。実態調査後、この調査の活用が課題となっている。調査の集計、分析を専門家を交えて検討を行い、必要な対策は早く実施すべきでは。


地域における見守り活動に活用していく。専門家を交えて幅広く検討し、福祉サービスに活かし、出来る事から速やかに実施していく。緊急対応が必要な場合は、市または地域包括センターに連絡することになっているので、必要な利用につなげていく。

 
高齢者実態調査対象者
調査年齢 調査期間 対象者数
75歳から84歳 6月1日〜9月30日 6991人
85歳以上 9月1日〜9月30日 2110人
9101人




しあわせ村の施設改修、活用策について

=辻井タカ子議員質問

 知多市には高齢者の健康の増進、教養娯楽、交流、相談などができる老人福祉センターがあります。しあわせ村の機能を拡充し、高齢者福祉センターとしての役割を果たすべきでは。


今年度トレーニング室の拡張を計画している。喫煙室は廃止してヘルストロンを配置するなど
健康増進のため活用していく。知多北部広域連合などと連携を図り、高齢者が気楽に健康づくりできる施設にしていきたい。





新病院建設白紙に戻しての署名、5300人の請願否決
 東日本大震災で沿岸部の多くの病院が機能を失いました。 
 新病院建設予定地とされている知多市緑町地内(海浜プール・ふれあい広場など)は
 @ 液状化の危険度が高い
 A 大津波の危険度が高い
 B 臨海部の石油コンビナートの大火災などの危険度が高い。このような地域で病院建設地として適切とは考えられません。東海・東南海・南海の3連動地震などに対して地域住民の命・健康を守ることができるのか、大きな不安が広がっています。
 
 「市民の声を生かした病院をつくる会」の方たちは、「液状化など危険な場所に新病院を建設しない」ことを求める請願署名に取り組み、短期間に寄せられた5300人からの署名を議会に提出しました。
 
 請願の紹介議員には、日本共産党の辻井タカ子・安井ひろ子両議員と、東海市民クラブの村瀬進治議員の3名がなりました。
 しかし、他会派が反対し、不採択となりました。

<請願に対する討論>
●反対討論は、「病院に関しての問題は西知多医療厚生組合の事務で、東海市議会の事務の範囲に属さないため、是非に関係なく不採択」と中身の議論はありませんでした。

●賛成討論で安井議員は「市民が最も身近な議会に願いを託すのは当然。中身の議論もなく否決するのではなく、市民の不安に応えるべき」と主張。
村瀬議員は「東海市民病院は標高も高く、地盤も硬く災害に強い場所にあり、ここを活用すべき」と各議員に賛同を求めました。





浜岡原発を永久廃止し、エネルギー政策の転換を求める意見書・・・不採択
 中部電力は浜岡原発の一時停止を決定しました。防波堤などができたとしても、予想される地震や津波の被害を防止できる保障はなく、運転を停止しても完全に危険は無くなりません。
 現在、中部電力の原発依存度は1割台で、停止しても電力の供給は十分確保できます。
 意見書は国に対し、浜岡原発の永久廃止を中部電力に要請し、太陽光などの再生エネルギーへの政策転換を進めるために知恵と力を尽くすよう強く要望するものです。
 この意見書に、日本共産党議員団(辻井タカ子・安井ひろ子両議員)と、東海市民クラブ(阿部健雄・村瀬進治両議員)が賛成しました。しかし他会派が反対し、賛成少数で不採択となりました。



hamaokagenpatu.pdf へのリンク・・・詳しくはここをクリックしてください






副市長二人制に反対・・・なんと年収1,426万円
 日本共産党議員団は、国土交通省から副市長を迎える「副市長の選任について」の議案に反対しました。
 市民からは、「高い給与のトップを増やして何が行政改革だ」「暮らしの大変さが分かっていない」と批判が上がっています。在任期間も1年9カ月、国の都合で突然7月から交代です。今年度の副市長の給与は1,426万円、宿舎に67.2万円です。国から高い給与の人材を求めるよりも、職員を育成し、市民と共に自主・自立のまちづくりを進めていくべきです。
 他会派は質疑もせず賛成し、後任者は美濃部雄人氏となりました。